2008年・夏。
僕は鮎が「踏むほどいる」といわれる銘川・安曇川(滋賀県)で、
鮎釣りの天才に、踏まれていた。
その天才の名は高橋祐次。
最年少で報知アユ釣り名人戦名人となり、
後に名人位7期連続を達成した29歳。
いえば、(バスフィッシングでいうならば)
今江克隆×並木敏成×相羽純一的強さか。
その風貌は奥村和正×大仲正樹或いは村上晴彦といった、
今風でいかにも京都出身の「らしい」感じではあるのだが。
兎にも角にも、鮎の友釣り界無敵のトーナメンターである。
僕は普段、湖上でバスフィッシングを中心に撮影をしているのだが、
縁あって橋祐次VS島啓悟 鮎スーパーバトルVol.2-DVDの撮影に
参加することになったのだった。
「鮎の友釣り?」
時速100キロで疾走することも、大波・大ウネリがある訳でも、
強風が吹く訳でもなく、いわば延べ竿の陸っぱりでしょ?
避暑がてら川に浸かって、温泉に入って、
と気易く受けたまでは良かったのだか。(続く)
